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パリ観光とプチ留学

1.渡仏前

ずっと以前に勉強していたフランス語を一番下の子が中学生になったのを機会に

もう一度やってみようと思って語学学校に入りました。きっかけがあって、

夢のフランス旅行が現実になってさあ大変。まず最初にアンサーンブルさんに

  1. 1.できれば1週間プチ留学と観光をしたいけど、そんなことができるかどうか、
  2. 2.美術館、教会など芸術を堪能したい。
  3. 3.ホテルよりホームステイがいい
  4. 4.なるべく安い旅費になるように、
  5. 5.治安は大丈夫か?危ないところがあったら教えてほしい

など、思いつく限りの希望を言って、ツアープランを作っていただきました。

(2)飛行機

航空費が高騰する秋の連休のシルバーウィーク頃を避けて、9月16日(水)の夜大韓航空で福岡出発。

大韓航空

仁川空港のトランジット・ホテルで1泊して翌日早朝エールフランスでパリへ。
機内の食事はとてもおいしかった。隣の席の人達と話したり、映画を見たりして長時間だったけどそんなに大変ではありませんでした。帰りは9月27日(日)午後9時のシャルル・ド・ゴール空港発、相互乗り入れしている大韓航空の飛行機でした。

サービスもよく、隣に座ったオーストラリアからのご夫妻とパリの感想なんかを打ち解けて話すことができ、食事も久しぶりのお米(お粥)がおいしくてうれしかったのを覚えています。

(3)ホームステイ

1週間の留学を申し込んだので、学校からの紹介でホームステイ先が決まりました。

学校のない日も延長宿泊をお願いできました。二人部屋になるのも面白いかもと思っていましたが、一人部屋でゆっくりできました。受け入れてくださったご家族は若いご夫婦と、生後10カ月の赤ちゃん、

10歳の女の子と6歳の男の子。2人とも小学生で毎朝8時に登校していました。ご家族はホームステイ受け入れをビジネスライクになさっていて慣れていました。夕食の前後に子供たちとリビングでテレビを見ながら話すけど、

子供達が私の部屋へ入ってくることもなく、部屋では一人の時間を満喫でき、適度に人の気配がして安心でき、理想通りでした。私は10泊させていただいて昼間はずっと外に出ていましたが、帰ってくつろぐことができる場所があって良かったです。ただしお風呂はなくシャワーです。

洗濯物は私の場合は手洗いでした。時々朝、庭の隅に干して外出しました。カルチェラタンで、コインランドリーを見つけた時は、ここで本を読みながら…も楽しそうだなと想像しました。

paris4

食事に関しては、その家庭で食べているものを一緒にいただいてフランスの一般家庭の生活を体験するというコンセプトでした。

朝食はごく簡単、夕食も家庭次第と聞いていました。

おご馳走の食べすぎで胃腸を壊すより良いな、食べ足りなかったらランチで贅沢しようと思っていましたが、ある日、とてもおいしいフランスの家庭料理をしてくれました。

私もお世話になるからと、日本人的にお土産を持って行って喜ばれましたが、プラスアルファーがあったのは嬉しいことでした。私の前にも日本人学生がホームステイしていたそうで、日本人はきちんとしていて優しくて大好きと言われました。私の方は、意思表示をきちんとすることと、時間を守ることに気を付けました。

ホームステイ先はパリ郊外のガブリエル・ぺリ駅近くで、パリ市内へ行くのに30分くらいの所でした。セーヌ川を渡る時には地下鉄が一度地上へ出て、渡った後また地下に潜るのが行き帰りの儀式のようでした。

(4)パリ観光

①一日目;歩いて

日本では朝が苦手な私もフランスでは早寝早起き、5時前には目が覚めました(時差ボケ)。窓に面した机に座って、毎朝パリの空を眺めました。いつも決まって朝焼けの飛行機雲が見えました。

私は8時半に家を出る毎日でした。エスカルゴ型のパリ市内は長径11km短径8kmとガイドブックで読んでからは、時々ウォーキングをしていた私はきっと歩けると自信を持っていました。

paris1

到着翌日金曜日、最初はパリ市内の地理を掴みたいと思ってガイドブック片手に歩きました。シャンゼリゼ大通りから公園・美術館・橋・教会などに見とれつつセーヌ川沿いを歩き、位置を確認しました。

後で歩いた道は地図にマーカーで線を引きました。マーカーで塗ったのはいい考えだったなと思います。

家に帰ってから何度もはっきりと思い出すことができて嬉しいです。
朝寒かったのでシテ島のカフェでショコラ・ショを飲み(ぬるかった)ました。

パリの建物は高さの制限があるそうで、青空が広く、高い木が心地よく、マロニエの樹が紅葉し始めていました。どれがマロニエの樹なんてわからなかった私ですが、足元にイガのない栗がたくさん落ちているのを見て初めてマロニエの樹を知りました。私がいた2週間弱の間に色づき始めた木々もすっかり紅葉してしまいました。落ち葉は乾いた空気のせいでかさかさと音を立てて風に舞っていました。

お昼は散々選んだ末にサン・ルイ島の小さなレストランに入りました。

お客さん同士も距離がなくなるほど隣の席が近いお店でした。

ここで 失敗その1

私はランチ注文後、家族にメールするのに夢中になってしまって、前菜が出された時に「あれ、これ頼んだっけ?」と思いながら、食べてたらマダムが「あら、間違えちゃったわ」と言ってお皿を下げたんです。周りの人はくすくす笑ってるし(そこまで笑う?っていうくらい)私も恥ずかしかったのでなんか言わなきゃと思って、「私が間違った注文をしたと思ってました」ってマダムに笑いながら言ったら、周りの人も頷きながらまた和やかな雰囲気に戻りました(みんな納得してくれた?)。すぐに注文した前菜が来て、「なんだかごめんなさい」って言ったら、「私が間違えたんだからいいのよ」って答えてくれました。

“フランス人っていい人-”とか勝手に感激して平らげました。おしゃれなマダムの明るく人懐こい性格が店の雰囲気になっていて、別々に食事してるんだけど、一人じゃないっていう温かさがありました。これは失敗というより得した!?。

食後もショー・ウインドウを覗いたり、庭園や教会に入って休憩したり写真を

paris3

撮ったりしながらぶらぶら歩いたけど、相当歩きました。

お日様の下を歩いたお陰で、時差ぼけも早く良くなったみたい。お天気に恵まれて、パリの秋を体感できたのがとても良かったです。

寒かったのは最初の朝だけで、後はずっと快適でした。
見たいところが次々に現れるのでなかなか止められなくて、電話しておいたけど、帰宅したのは午後8時でした。
まだこの日は明るかったけど、通りの商店もシャッターが下りていて帰宅後すぐに日が暮れました。

この後、日はどんどん短くなりました。ウォーキングシューズを履いていましたが、たくさん歩いたので、足のマッサージをたっぷりした後、持参の湿布を脛に張って寝ました。

2日目土曜日はセーヌ川の反対岸を歩きました。
パリの天気は変わりやすいそうですが、一度だけサーッと雨が降りました。ノートルダム寺院に入って中を見ている間にもう上がっていました。

夕方近くになってもセーヌ川の照り返しがとても眩しいほど日差しが強い時もありました。

paris3

観光客もぐっと増えて日本人もたくさんいました。あちこちに行列ができて、まるで町中遊園地のようでした。オルセー美術館へ入るのに少し並びましたが、空いている正午前にレストランへ直行しました。

美術館は後日授業の合間に来ようと思っていたのでこんなこともできました。
ボーイさんに料理を注文するときにあれこれ話すのが楽しみで、いろいろ聞くと、

あちらも喜んで説明してくれました。食事の途中でも「お味はどうですか?」とか、何度も話しかけてくれて一人でも本当に楽しく食事をすることができました。最初は「マダム」と話しかけられたら、「誰?」と思って振り返りそうになる私でしたが、だんだん慣れてきました。

自分の歩いている所をどんどん写真に撮りながら、ルーブル美術館と、オルセー美術館以外の美術館とノートルダム寺院以外の教会には必ず入って中を見ました。

もう来ることがないかもしれないと思ったので。ミュージアム・パスは便利でした。

エッフェル塔には塔に登る人達の長い列ができていました。パリでは珍しい鉄骨のエッフェル塔には美しさより力強さを感じました。

paris5

緑の敷地に座って下から眺めました。たくさんのアベックやグループがおしゃべりしたり寝っ転がったりしていました(日光浴している人が多かった)。馬に乗って見回りをしていた警察官にびっくり。ソフトクリームを食べながらシャイヨー宮の広場を通ると、

大道芸をしているグループがいてコミカルなダンスを披露していました。マイケル・ジャクソンが亡くなった後だったせいか、ムハンマド・ジャクソンとか言いながら彼のダンスをしていました。

上手でユニークだったので結構な人だかりでした。楽しませてもらったので、最後に帽子を持って回ってきた時コインを入れました。シャンゼリゼ大通り辺りは高級住宅街らしく路上駐車の車も傷のない高級車が多かったです。パリの路上駐車スペースの狭いこと。

大通りに出たらまたすごい人の流れでした。休日はすごいなと思いましたが、その中にもおしゃれな日本人の女の子やカップルがブランド物の買い物袋をたくさん提げて歩いていました。

パレードが始まりそうだったけど、なかなか始まりませんでした。
買い物に関しては、私はサン・ルイ島のキュートなお店がいいなと思いましたが、マレ地区を歩いた時にとっても素敵なお店やおいしそうなお店がずらっと並んでたので、マレ地区にもう一日欲しかったなと後から思いました。サン・ジェルマン・デ・プレにも。

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